2020.11.09

ここまで気が付かないとは

トヨタピクシスバン エンジン始動は可能だが力が無い  オイルランプ点灯してマフラーから音がする

後輩のお店から依頼です

症状を聞いてもうエンジン駄目でしょう?と言いながら取あえず車両を点検

エンジンを掛けるとガラガラ音がしてオイルランプは点灯しない。音もマフラーの音では無さそう。

走行テストに出ようと走らせたらピーーー!と音が鳴って(電子音では無い)オイルランプが点灯した。

確かに力が無い。

エンジンルームを見てターボ付き車両でタービン付近からガラガラ音が出ている。

ターボAssy交換とオイルランプが点灯するので相当のスラッジが溜まっていと思われるので(末期症状ではフラッシングは効果無し)エンジンリビルト載せ替えを伝えるがユーザーの希望でタービンのみ交換を頼まれるが、最低オイルパンを剥して掃除をする様に説得して作業開始。

開けてみて余りの状態の悪さにびっくりした作業でした。

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ストレーナーは詰まっては無かったがスラッジが堆積して     丸くスラッジが無い所がストレーナーの有った場所

オイルパンとのクリアランスが無くなって油圧が

上がらなかった

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タービンの写真撮り忘れた、タービンホイールが千切てました。10万回転異常で回ってる所。シャフトが焼付き、慣性でねじ切れるそうです

 

オイルパン、ストレーナー等を清掃、気が乗らないが作業を終わらせて走行テスト、無事納車出来ました。

オイル交換はコマめにしましょうね、後が高くつきます。

それと、エアコンの風が内気で全く出ない、エアコンフィルターも掃除しておきました。

これもここまで詰るとは、、こんな状況になるまで今まで整備に出していたお店では提案しなかったのだろうか?

エアコンフィルターなんてそんな高額でも無いのに

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